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2013.07.02シェアハウスのモデルいろいろ その1
前回までは、第3回に渡ってコーポラティブハウスについて綴ってきました。
話し合いを何回もしなければいけないので、大変なことも多いけど、
そこを乗り越えてしまえば自分たちの想いが詰まってエコなシェアハウスの誕生ですね。
その他にもシェアハウスの形はいろいろあります。
まずは、「コレクティブハウス」をご紹介させていただきます!
これも、スウェーデン、デンマーク、オランダなどでよくみられる形です。
仲間や親しい人々が、生活を共同で行うライフスタイル。
共同のキッチンやリビングなどを持っているけど、一般的な賃貸マンションと同じように各部屋に台所、浴室、
トイレなどがあります。
もともとはスウェーデンのストックホルムで建築家のスヴェン・マルケリウスが、
ノーベル平和賞受賞者のアルバ・ライマル・ミュルダールと共同で
1925年-1935年に計画したプランに基づいた居住プロジェクトだそうです。
世界ではもちろん、特に日本は、核家族や高齢者の1人暮らし、育児をしながら共働きする夫婦など、様々な形態の
ライフスタイルがあります。それぞれの家族が個別に暮らす共同住宅を概念を変えるのがコレクティブハウスでは
ないでしょうか。
様々な世代が交流し、協力し合うことでより豊かな生活が生まれます。
自分たちのプライベートな空間を確保することができるので、常に誰かといるわけではないのも大切ですよね。
高齢者の1人暮らしの問題はよくニュースでもみますが、このように共同スペースでお互い助け合っていけるのは
シェアハウスの魅力ですよね。