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2013.07.05シェアハウスのモデルいろいろ その2
前回は、シェアライフのモデルのひとつとして、コレクティブハウスをご紹介させていただきました。
コレクティブハウスは共同のキッチンやリビングなどを持っているけど、
一般的な賃貸マンションと同じように各部屋に台所、浴室、トイレなどがあるスタイル。
プライベートも確保しつつ、助け合いながら生活できるのは、これからの日本の家族形態をみても必要なカタチですね。
そして、今回は「タウンハウス」についてご紹介させていただきます。
これは、1世帯の住戸を2階建て、もしくは3階建ての1戸建住宅としてそれをつなげた連棟式の低層集合住宅のことです。
共有の庭をみんなが使えるスペースとして、緑豊かな環境にしたり、建物を囲む路地を囲む路地を作ったりもします。
「昭和時代の長屋の暮らし」というとイメージしやすいかもしれません。
街があって、家があるのではなく、建物全体でひとつの街のようになるのがタウンハウスです。
確かに1棟、1棟の家をつくるのもいいですが、庭の大きさには限界がありますよね。みんなで共有の庭を大きく持てる
ということはものすごく魅力的ですよね!
ただ、1980年代後半のバブル経済による地価高騰によってタウンハウスの成立する市場は失われていったそうです。
都市の郊外では、工事費が割安な木造の一戸建て住宅を好むニーズが根強く、しだいにタウンハウス建設は下火になっていきました。
しかし、現在では地価も落ち着き、コストの面でみても同じ面積に建てる1戸建てと比較すると安くすることができるので、
もう一度注目を集めつつもあるそうです。
日本も戦前までは長屋にみなさんが住んでいました。
これからは、住むスタイルも自分たちに合わせていろんなモデルが出てくると思います。
シェアハウスのスタイルもいろいろ紹介してきましたが、他にもまだまだたくさんあります。
是非、いろんなスタイルを見たり調べてみたりして、自分なりのシェアライフを楽しんでみてくださいね。