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2013.09.27シェア文化
みなさん、シェアハウスだけでなく、シェアという言葉や概念がだいぶ浸透してきていると思いませんか?
シェアのひとつの例として挙げられるのが、
カー・シェアリングだと思います。ここ、名古屋でも使用している方が増えていますね。
知人が名古屋にいた時は車を手放してカーシェアリングしていましたが、めちゃくちゃコストが抑えられたそうです。
(豊橋への転勤により、再度車を購入することになりましたが・・・)
まだ、都心部だけで成り立つものかもしれませんが、今後はもっと広域に広がっていくと思われます。
これまでのシェアの概念は、どちらかというと、世界では個人個人が所有するのが当たり前という考えに基づいた共有の概念で、
どちらかというと、ギブ・アンド・テイクに近かったと思います。私は◯◯持ってるから貸してあげるから、あなたの◯◯貸して。
のような。
これに対して、日本に昔からあったシェアの概念は、
お裾分けという言葉で表されるもので、テイクを期待しないギブでした。
それは、譲り合い、分かち合い、助け合いという考えに近いものですが、英語にはぴったり当てはまる表現はないそうです。
確かに、私自身も海外を旅行して思うのですが、お裾分け文化って不思議だなと今でも思います。
もちろん、どの国にもその感覚はあるとは思いますが、ここまでお裾分けをする国民性も珍しいと思います。
みんなでシェアしてものを使う。余っているものを、みんなで共有する。
捉え方はそれぞれですが、日本だからこそできるシェアもたくさんあります。
今後、そんなシェア文化がもっともっと広がっていくといいですね。