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2013.07.09シェアハウスの記憶
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ここ最近は、シェアハウスのいろんなモデルについていろいろご紹介させていただきました。
「コーポラティブハウス」、「コレクティブハウス」、「タウンハウス」などいろんな形が
ありますよね。もちろん、いいところもたくさんあるし、大変なこともたくさんあります。
けれど、世界中にいろんな文化がありいろんな生活があるので、その時代や土地にあった
住居形態が今後も生まれていくかもしれませんね。
ふと、学生時代に東京に行ったときに、社会人になった高校時代の先輩の家に泊めてもらった
ことがあります。その時は、何も思わなかったけど、シェアハウスだった!と先ほど気付きました。
東京ってすごいなあとその時は思いましたが、今は探せば全国どんどん増えてきているので探しやすいですよね!
もちろん名古屋もしかり。
お客さんとして訪問した際もみんなに歓迎していただき、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
自分でシェアハウス住むのも大変なことも多いけど、寂しさは減りますよね。
あんまり考えることは少ないけど、お客さんを迎える時も共有スペースが充実してて、
迎え入れられた方も素敵な時間を過ごせるなあと思いました。
共有部分のお風呂も大きくてのんびりできた記憶があります。
住む場所というのは、もちろん自分の住みやすさが重要です。
誰かが来たときも素敵な住空間をつくっていけたらなおさらいい!ですよね。
誰かと時間を共有できる場が必要というのはものすごく当たり前だけど、
自分だけじゃなく周りも居心地のいい住空間を意識してつくってみるのも幸せですね。
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2013.07.05シェアハウスのモデルいろいろ その2
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前回は、シェアライフのモデルのひとつとして、コレクティブハウスをご紹介させていただきました。
コレクティブハウスは共同のキッチンやリビングなどを持っているけど、
一般的な賃貸マンションと同じように各部屋に台所、浴室、トイレなどがあるスタイル。
プライベートも確保しつつ、助け合いながら生活できるのは、これからの日本の家族形態をみても必要なカタチですね。
そして、今回は「タウンハウス」についてご紹介させていただきます。
これは、1世帯の住戸を2階建て、もしくは3階建ての1戸建住宅としてそれをつなげた連棟式の低層集合住宅のことです。
共有の庭をみんなが使えるスペースとして、緑豊かな環境にしたり、建物を囲む路地を囲む路地を作ったりもします。
「昭和時代の長屋の暮らし」というとイメージしやすいかもしれません。
街があって、家があるのではなく、建物全体でひとつの街のようになるのがタウンハウスです。
確かに1棟、1棟の家をつくるのもいいですが、庭の大きさには限界がありますよね。みんなで共有の庭を大きく持てる
ということはものすごく魅力的ですよね!
ただ、1980年代後半のバブル経済による地価高騰によってタウンハウスの成立する市場は失われていったそうです。
都市の郊外では、工事費が割安な木造の一戸建て住宅を好むニーズが根強く、しだいにタウンハウス建設は下火になっていきました。
しかし、現在では地価も落ち着き、コストの面でみても同じ面積に建てる1戸建てと比較すると安くすることができるので、
もう一度注目を集めつつもあるそうです。
日本も戦前までは長屋にみなさんが住んでいました。
これからは、住むスタイルも自分たちに合わせていろんなモデルが出てくると思います。
シェアハウスのスタイルもいろいろ紹介してきましたが、他にもまだまだたくさんあります。
是非、いろんなスタイルを見たり調べてみたりして、自分なりのシェアライフを楽しんでみてくださいね。
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2013.07.02シェアハウスのモデルいろいろ その1
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前回までは、第3回に渡ってコーポラティブハウスについて綴ってきました。
話し合いを何回もしなければいけないので、大変なことも多いけど、
そこを乗り越えてしまえば自分たちの想いが詰まってエコなシェアハウスの誕生ですね。
その他にもシェアハウスの形はいろいろあります。
まずは、「コレクティブハウス」をご紹介させていただきます!
これも、スウェーデン、デンマーク、オランダなどでよくみられる形です。
仲間や親しい人々が、生活を共同で行うライフスタイル。
共同のキッチンやリビングなどを持っているけど、一般的な賃貸マンションと同じように各部屋に台所、浴室、
トイレなどがあります。
もともとはスウェーデンのストックホルムで建築家のスヴェン・マルケリウスが、
ノーベル平和賞受賞者のアルバ・ライマル・ミュルダールと共同で
1925年-1935年に計画したプランに基づいた居住プロジェクトだそうです。
世界ではもちろん、特に日本は、核家族や高齢者の1人暮らし、育児をしながら共働きする夫婦など、様々な形態の
ライフスタイルがあります。それぞれの家族が個別に暮らす共同住宅を概念を変えるのがコレクティブハウスでは
ないでしょうか。
様々な世代が交流し、協力し合うことでより豊かな生活が生まれます。
自分たちのプライベートな空間を確保することができるので、常に誰かといるわけではないのも大切ですよね。
高齢者の1人暮らしの問題はよくニュースでもみますが、このように共同スペースでお互い助け合っていけるのは
シェアハウスの魅力ですよね。
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2013.07.01コーポラティブハウスって何? その3
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前回、前々回と書いてきたコーポラティブハウスを今日も綴ってみたいと思います。
コーポラティブハウスは 計画段階から、入居者全員での会合が開かれていたりしているため、入居者全員が事前から知り合いになれることが、
とてもいいですよね。
それ以外にも、大規模なコーポラティブハウスであれば、いろんなジャンルの技術や知識をもった人たちが集まる可能性もあります。
建築に詳しい人、
コンピュータに詳しい人、
デザインが得意な人、
そんな人たちが集まってこれば、より自分たちに快適な暮らしが助け合ってつくっていけますよね。
ただし、やっぱり大変なこともあるようです。
もちろん、人数が多いと分担制にすれば楽になることはたくさんありますが、話し合いは大変になります。
どういう建物のデザインにするのか、エネルギーはどうやってまかなうのか。壁の色や使う家具など細かい所も含めると、話し合わなければ
ならない項目はものすごくたくさんありますし、みんなで平等に決定しようとすると膨大な時間がかかります。
実際のベルリンのコーポラティブハウスの先駆けである「クリマソーラーハウス」では、毎週行われていた会合では、3〜4時間にも渡って
熱い討論をしていたそうです。
今のこの時代、掃除も専門業者に頼めばやってくれるし、食事だって安くて美味しい外食はたくさんある。誰かと会話しようと思えば、
携帯電話もインターネットでいくらでも人とつながれる。
だけど、そのおかげで失われた大切なものもたくさんあるのはきっとみんな気付いている。
入居者同士、近隣同士で声をかけあい、助け合って生活するのもこれから大切な意味を持っている気がします。
その大切な意味に気付くきっかけには、シェアハウスはとてもいいのではないでしょうか。