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2013.10.09本棚もシェア
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シェアハウスで生活するということは、空間や時間だけでなく、モノをシェアすることも多いと思います。
1人暮らしであれば、欲しいものがあれば買うしかありません。
昔はご近所さんに借りたけど・・・というのも今の時代ちょっと勇気がいりますよね。
そんな中、本棚をシェアするのもおもしろいのではないでしょうか。
読みたい本を見つける手段として、これまでは「本屋さんで買う」か、
「図書館で借りるか」が主な選択肢でした。
ネット上では、ブグログなど仮想の本棚を作って、いろんな人とシェアすることができます。
実際にたくさんの人が過去に影響を受けた本を再現して共有するイベントも行われています。
あとはコワーキングスペースに本棚があり、みんなで共有して使うというところも多くあります。
名古屋のコワーキングスペースアライブにもたくさんの本が並んでします。
楽しみ方はいろいろです。いろんな人の本棚を覗いて新たな発見をしたり、
気になってたけど買おうか迷ってた本を手にして読んでみたり。
自分の興味のあるジャンルの本だけでなく、なかなか選ぶ機会のなかった本を読んでみて
みるのも面白いかもしれませんね。
本棚というのは、その人の性格などを表しています。
どうしても自分の興味のあるものばかりを手にとってしまいがちです。
でも、一緒にシェアハウスに住む仲間、コワーキングスペースで働く仲間で
本棚の共有をすることで、新しい発見をすることができるかもしれません。
空間だけでなく、いろんな情報をシェアできるとより充実した生き方につながりますよ。
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2013.10.08シェアハウスの多様化
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今まで、いろんなシェアハウスをご紹介させていただきましたが、
本当にいろんなシェアハウスが増えてきて面白いですよね。
基本的には、デザイナー会社だったり、不動産会社だったり・・・ですが、
今回は学生さんが作り上げたシェアハウスだそうです。
学生が作り上げた粗削りなシェアハウス
山形の「花小路」という商店街に佇む一棟のシェアアパート「花小路トランク」。
同物件は2010年に東北芸術工科大学の学生たちによってリノベーションされ、誕生した。
きっかけとなったのはOpen A(東京都中央区)の馬場正尊社長が同大学の教授に就任したことだった。
馬場社長の授業のテーマは「住宅による街の活性化」。人口減少とともにシャッター化が進む街を、住宅の活性化によって再生を目指すというものだ。
2009年2月、学生たちが授業の一貫として街のオーナーを相手にリノベーションプランのプレゼンテーションを行った。
そのとき、学生たちの考えに賛同したのが同物件のオーナーだ。
1981 年に旅館として建てられたが、2000年に廃業しそのままとなっていた。
「美術大学に通う大学生たちの交流の場としたい」という考えに賛同し、
学生たちにリノベーション工事をまかせることにしたのだという。
工事費用はおよそ120万円。リノベーションのデザインや施工は、電気工事を除きほとんどが学生たちが行い、費用削減に貢献した。ターゲットは自分たちと同じ学生ということもあり、
自由な発送で工事は行われた。共用部のリビングの壁一面には黒板材が使用され、住人たちの
情報交換の場としての役割も果たしている。また、美大生の住まう住宅ということもあり、
年に数回同物件で作品展示会も行われている。当時学生として同企画に参加していた
千歳不動産(山形県山形市)の佐藤英人氏は「床も壁もコンクリート打ちっぱなし、照明は裸電球。
その代わり入居者は壁の塗装など自由に行っていいという条件で募集を行いました。
入居者は全て美大生だったのでほとんどの入居者が壁に絵を描いたりと
自由に部屋をカスタマイズしています」と語る。
大学の授業の一貫として生まれた学生たちが作り上げた賃貸住宅。
今では県内の芸術家を招待し町おこしイベントを行うなど、
当初の馬場社長の思惑通りの場として町の活性化の一助となっている。
賃料:2万5000円
共益費:1万円
駐車場:無し
共有物・スペース:キッチン、ランドリー
居室面積:12.96㎡~
竣工年:1981年(全国賃貸住宅新聞より抜粋)
この先、不動産は人口の減少に伴い、余っていく状態になります。
そんな中、どう活用していくかが重要になってきます。
もっと面白いシェアハウスが増えていくとおもしろいことになりそうですね。
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2013.10.07シェアハウスでビジネススキル磨き!
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最近はただ住むだけではなくて、ビジネススキルを磨くシェアハウスも増えてきています。
IT系の人たちが集まって、情報共有したりコンセプト型シェアハウスも人気ですよね。
そんな中、私も住んでみたいシェアハウスを見つけました。
“キッチン・バストイレが共有”だけど、部屋はオシャレで、国際交流もできちゃう。
そんな英会話シェアハウスが、今増加中!
英語力の必要性は感じるけれど、留学は難しい。そんな人たちを中心に今注目を集めているのが英会話に特化した「シェアハウス」。こちら「横浜PLAYFUL」では現在日本人やニュージーランド人などが入居済みだ。
「シェアハウスで英語を学ぶ良さは、外国人と一緒に生活することで、英語を使わざるを得ない環境に身を置けることです。英語を間違えることの抵抗感がどんどんなくなります」
そう語るのは横浜PLAYFULをプロデュースし、自らも英会話シェアハウスで生活しているという彩ファクトリーの内野匡裕氏だ。
とはいえ国籍が違う人たちとの共同生活は何かと不安だが、こちらでは生活のケアをしてくれるマネージャーも在住し、入居の際はほかの住民への自己紹介の手助けなどをしてくれる。ほか住民専用のFacebookグループもあるので、オンラインで交流することもできるのだ。
ちなみにこのシェアハウスは敷金礼金が不要なので、一度試して合わなければ気軽に出ていける。そういった気軽さも魅力になっている。
(DIME より抜粋)
ゲストハウスとは違うシェアハウスのカタチがみえてきそうですね。もちろん、不安もたくさんありますが、
マネージャーも在住しているのは安心ですよね。英語は使わないと身に付かないのはみなさんも感じていると思います。日常生活で必要に迫られる環境でできるのはいいですね!
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2013.10.02助け合いのシェアライフ
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SNN(Social News Network)に面白い記事がありました。五体不満足で知られている、
乙武さんのインタビューです。
乙武洋匡「友人同士が近所に集まって暮らすのってどう?」
乙武: じつは僕、「シェアハウス」という言葉を知る前から、ひとつのマンションに友人同士がそれぞれ部屋を持って暮らすかたちが採れないかな、と考えていたことがあったんだよね。これはとくに子どもが生まれてからの発想なんだけど、要は子育てをご近所住まいの仲間でサポートし合うことができたら素晴らしいな、と。
高木: ああ、それはたしかにいいですよね。誰もが実家の近くに住んでいるわけじゃないから、親のサポートを受けられない家庭はとくに。
乙武: そう。不慮のアクシデントの時も、近隣に頼れる人がいるのは安心だしね。昔はそういう近所づきあいが普通にされていたはずだけど、最近はお隣さんとろくに会話をしないケースも多くて、なかなか「ちょっと美容院へ行くので、子どもを見ていてもらえませんか?」なんて言えなくなってきている。だったら、もともとの知り合いが集まって暮らせばいいんじゃないか、という考え方なんだ。
高木: 乙武さんのその考え方、実際にあるんですよ。「ニアハウス」と呼ばれるらしいんですけど、シェアハウスのようにひとつの家に一緒に住むのではなく、近所に友人を集めて暮らすかたちですね。僕の知人にも、自宅付近にいい物件が出ると、SNSなどを通じてがんがん宣伝して、友人を“誘致”している人がいます。その結果、周囲に仲間がたくさん住むようになって、遊びも仕事もやりやすい環境ができあがる。
乙武: うん、まさにそれに近い。たとえば小さな子どものいる世帯同士が、週に1度ずつ、お互いの子どもを1日預かるようにすれば、夫婦でゆっくりデートを楽しむ時間だって作れるよね。そういうのって、とても豊かな生活だと思う。高木君が「Liverty」などで地方での活動にも積極的なのは、もしかするとそういった古き良きコミュニティが多少なりとも残っているからかもね。
高木: コミュニティって生きる上で欠かせないものだけど、既存のコミュニティは疲弊してしまっている気がします。だからこうしていろいろと実験しているわけですが、地方にはまだまだ独自の地域コミュニティが残っていて、なるほどと思う知恵がたくさんあるんですよ。
乙武: 僕が2011年にオープンした「まちの保育園」にしても、ただ子どもをお預かりするだけでなく、そういった“コミュニティ”の再構築に寄与したいという思いが強い。保育施設でもあり、街づくり施設でもあるというのがコンセプト。これは高木君の活動の理念にも近いよね。
高木: そうですね。あと、現代のコミュニティづくりで難しいのは、人が簡単に移動してしまうってことじゃないでしょうか。それは地域でも会社でも同じで、一箇所にずっと縛り付けるという前提は、保ちにくくなってますよね。
乙武: もちろん、Uターンなど地元に帰ってくる若者がいないわけじゃないけれど、やはり進学や就職を機に、都市部へと移り住んでいく人は多いよね。
高木: そこで、場所を変えながらでも、何らかのコミュニティに所属しようと思ったら、「家」くらいのユニットがちょうどいいのではないかと思うんです。参加したり離れたり大きさを変えたり、“可変するコミュニティ”として。何より、「ただいま」「おかえり」というコミュニケーションがあるのはわかりやすいですし、日常のなかで“居場所”を感じられることが重要。極論をいえば僕は、すべての家がシェアハウス化すれば自殺はなくなるとさえ思っているんです。
乙武: なるほど。とくに地方と違って、「ひとり」の寄せ集めでできている都心部では、コミュニケーションを図れる仲間が常に集まっている居場所というのは、大きな安心感がある。そういう意味でも、シェアハウスには今後ますます広がっていく可能性を感じるね。人によってシェアハウスの住む目的はいろいろあると思います。テレビドラマに憧れてシェアライフを送りたい。仲間と自分を高め合いたいなど本当に様々だと思います。
でも、お本当の意味で仲間や近所の方々と支え合って生活できるのはとてつもない安心感になります。
シェアハウスが地方の過疎化や、都心での孤立化を解消する一つの形態になっていくかもしれませんね。